掃除と空気。健康に。開運に。ナイチンゲールの教えは守ろう。
こんにちは。
こっこです。
やっぱりそうだったんだ!と
30年前に学んだことにえらく感心し、納得しました。今日は そのことについて書きます。
最近 母が引越しをしました。
市営住宅の5階から 近くの市営住宅の1階に住み替えをしました。
エレベーターがない5階に住んでいましたので
70代の母には 大変きつい生活でした。
早く住みやすい環境にと 思いましたが
住み替えには 抽選で当たることが必要です。
何回かトライしないと 当選は無理だろうと
民間の賃貸も探したりしていました。
暑い季節に 汗だくになって 物件を探して歩くおばちゃん。
暑さに弱いので 倒れそうでした。
民間の賃貸は 高齢者にはあまり向かない物件が多く 高齢者の新しい一人暮らしは難しいのだと思い知らされました。
階段が急、手すりがない、スロープがない。
アパートの敷地から 部屋の入り口までが 坂になって歩きにくい、舗装されていても
崩れかけた様なガタガタ道。
家賃も低年金暮らしには高いです。
やっぱり 公営住宅しかないなあ。と感じました。
抽選の日に気合を入れて くじを引きましたが
ハズレ。やっぱりね‥。
鬱病がまた再発した母は 階段の昇降もしなくなり寝たきりの道に行ってしまうのか。
介護支援の仕事の経験から チラリと見える
避けられない成り行きを想像しました。
なるようにしかならないなあと 腹を括り始めたとき、
当選の方が辞退されたとかで 母に当たりがまわってきました。
なんてラッキー🤞
喜んでいる私のの横で 鬱病で苦しむ母は
引越しを嫌がりました。
書類集めて、物件探して 市役所や公社に通い、汗だくで手に入れたこのラッキーを嫌がるのです。ぶち切れそうになりましたね。
病気だとわかっていますが この時は。
確実に歳をとり、身体能力は 低下していくのに、引越ししないでエレベーターなしの5階にいられるの?
そう聞いても 歩けるように整形外科に通うから このままいる。って。
母の言うことを聞いてはいられません。
このままでは 良い方に進めません。
閉じこもり、鬱病は進行。歩けなくなること
想像できます。
母は引っ越したくないと言います。
先のことを考えると 私も気が滅入ってしまい、
あまり眠れなくなりました。
私が鬱病になるかと娘達は心配しました。
嫌がられても
このチャンスは 二度とない!と 弟と2人 引越しを進めていくことにしました。
弟は遠くに住んでいるので 引越しの日とその日にしか手伝うことができません。
本当に体力的にも 精神的にも きつかったです。
母は若いときから 片付けや掃除ができません。
使わないものをわんさか溜め込んでいました。
ほこりは 押し入れの中にも 壁にもそこらじゅうにも溜まっていました。
荷物を出す前の部屋は 空気?気?がよどんでいて 気が滅入りそうな感じがしました。
なんとなく、そこにいくのが億劫になる感じでした。
荷物を出して
ほこりを掃除機で 隅々まで きれいに吸って、濡れ雑巾で拭きました。窓の棧もきれいに拭き 長く住ませてもらった部屋にお礼を言いました。
掃除が終わり、
なんか 空気の流れが変わったような気がするなと感じました。
淀んだ部屋では なくなっていました。
風通しが良く日当たりが良い見晴らしのよい5階の部屋。
古いけれど 案外 心地よい部屋だったんだと
感じました。
なぜ母が住んでいたときは あんなに
どよーんとしていたのか?
掃除ができておらず
ほこりだらけ。
丁寧に手当てがされてないからです。
風水的にも悪いとかで
運気も下がるし、病気にもなりますよね。
30年前 看護学生だった私が 教科書として使っていた本があります。
ナイチンゲールの看護覚え書。
看護学生、看護師が必ず手にとるであろう
バイブルです。
そのころ、あまり本気で 読んでいませんでしたので あまり詳しくは覚えていませんが
環境を整えること。
部屋を清潔にし、
空気を入れ替え、太陽の日を当てる。
部屋の換気をして 空気をきれいにすること。
身体や寝具を清潔にすること。
栄養をとること。
睡眠をとること。
しっかり観察すること。
手当をすること。
これらが大切だと書いてあったように記憶しています。
たぶん 他にも大切なことかいてあったはず。
覚えてなくて 看護学校の先生ごめんなさい🙇♀️
当時は 書いてあること、そんなこと当たり前だ!くらいにしか思いませんでした。
今、考えますと、
この教え、
本当に理にかなっていています。
看護だけでなく、人間が生きていく上で
大事なことです。
掃除をして 清潔を保ち、空気を換える。
そこにいる人の気持ちも変わってきます。
心身の健康を保つのに欠かせないことです。
薬にも頼りましたが
引越しをしてから だんだん 母の病状は改善傾向になりました。
新しい部屋は ほこりまみれでないし、日当たりが良く、風が通ります。
私の不眠も良くなってきました。
母の家に行くのが 億劫では なくなってきました。
ナイチンゲールさんは やっぱり偉大です。
看護覚え書 どこにしまったかなあ。
探して じっくり読んでみようと思います。
看護覚え書 看護であること看護でないこと [ フロレンス・ナイチンゲール ]